売買・取引などの経済活動の状況のことを景気という。
経済活動が活発な状態を、「景気が良い」又は、「好景気」、「好況」といい、好景気のときを「景気拡大期」や「景気上昇期」と呼ぶ。
反対に経済活動が停滞している状態を「景気が悪い」又は、「不景気」、「不況」といい、不景気のときを「景気後退期」や「景気下降期」と呼ぶ。
過去の景気の動向を見てみると、景気は良いときも悪いときもあり、その期間の長さは様々であるが、順番にやってきている。そのため景気の善し悪しを波に例え、「山」や「谷」という言葉で表現している。
また、「景気拡大期」から「景気後退期」への転換点を「天井」と呼び、景気後退期から景気拡大期への転換点を「底」という。
経済活動の状況をイメージではなく、「景気指標」として数量的に把握することもできる。景気指標も物価指標と同じく、本当の意味での景気を表していない。したがって、一つの指標だけで景気を判断するのではなく、いろいろな指標を組み合わせて判断するとよい。
景気動向
景気は常に上昇し続ける事も、逆に下降し続ける事も無く、長期的には上昇と下降を繰り返している。こうした変動を 景気循環 と呼んでいる。その中において景気が上昇している状態を「 好景気 」( 好況 、単に「景気」とも)や「景気の回復」と呼び、逆に景気が下降している状態を「 不景気 」( 不況 )や「景気の悪化」と呼んでいる。
景気の変動は、以下の4つの要因を持つとされている。
- 傾向変動(すう勢変動)…T (Trend)
- 循環変動…………………C (Cycle)
- 季節変動…………………S (Seasonal)
- 不規則変動(偶発変動)…I (Irregular)
統計 を用いて景気をみる際には季節変動は除くことが多い。

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