わが国は諸外国に例を見ない早さで人口の高齢化が進んでおり、21世紀のなかば(2050年頃)には国民の3人に1人が65歳以上という超高齢社会の到来が予測されています。超高齢化社会とは、総人口に対して65歳以上の人口が占める割合(高齢化率)が21%以上のことをいいます。ちなみに日本は1970年に高齢化社会(高齢化率7%〜14%)に、1994年に高齢社会(高齢化率14%〜21%)になりました。今までイタリアが高齢化率世界1位を保っていたが、日本が2005年の 国勢調査 で21.0%に達し、イタリアを抜き世界一の高齢化国となった。
若年層の「年金離れ」は確実に進んでいます。 未納の理由は、給料が少なくて払えないという経済苦や、20代30代が年金をもらうころには、もらえないか給付額を大きく減らされるという書籍やメディアからの情報により、年金納付者が年々減少しているのが実態です。ましてや、政治家たちが年金未払いだったというニュースもあり、拍車をかけるように若者たちの年金の支払いが減る一方です。 国民年金の02年度の納付率は62.8%(前年度比8.1ポイント悪化)。衝撃的な数字だが、若年層はさらにすさまじい。20〜24歳では47.4%、25〜29歳でも49.4%と半数を割る。さらにこの計算から漏れている支払免除者や、猶予されている学生まで含めて計算し直すと、20代全体の実質的な収納率は約33%で、3分の1まで減ってしまう。「皆年金」の看板は有名無実だ。
老齢基礎年金とは国民年金に加入して25年の受給資格期間を満たした人が、 65歳になったときから受けることが出来る年金です。主に自営業者などが適用 されます。 満額で 797,000 円 (月額 66,400 円) となります。 サラリーマンだった方(雇用されて会社で加入)は老齢厚生年金も受給できるので、基礎年金 + 厚生年金の受給となります。また、老齢厚生年金は給料が多かった人ほど額が多くなる仕組みなので「報酬比例部分」と呼ばれることもあり ます。 ここで問題なのは、今年45歳になる男性、40歳になる女性からは、65歳になら ないと年金は受け取れない ことになります。 多くの企業では定年を60歳としているので、定年退職後の5年間は無収入。再就職して収入を得るか、貯蓄などで準備していくか、若いうちからしっかり考え ていくことが求められています。ただし、厚生年金もフリーランスの国民年金のように、60歳から減額した年金を受け取る方法もあります。
ここに興味深い数字があります。出典は生命保険文化センター「平成 10 年度 生活保証に関する調査」です。老後を二人で暮らしていく上での「最低日常 生活費」と「ゆとりある日常生活費」について世帯税込年収別にアンケート調査した結果が以下です。
ニッセイ基礎研究所が平成11年に調査した結果も上記表に類似しています。戸建ての持ち家に住む夫婦は、老後に毎月平均して最低でも 252000 円、 ゆと りを持つなら 428000 円必要というものです。また三和銀行の調べでは シルバーライフ夫婦二人の平均的な生活費として 毎月 35 万円 という結果となっています。世帯年収別か・戸建て持ち家か・シルバーライフ世帯かといった調査対象の違 いで数字差がでているのだと思います。 尚、生命保険文化センター調査の『ゆとりある老後の日常生活費』は、個人年 金に加入してほしいので高目の日常生活費をアンケートする人から引きだして おり余り参考にならないようです。
夫妻が老後の日常生活費として使う総額は 年収1千万円以上の世帯アンケート調査結果の数字である最低日常生活費(月額) 28.3 万円、ゆとりある日常生活費(月額) 45.2 万円を前提に計算すると以下です。 ■某夫婦でのシュミレーション ●R夫妻(一郎と知子)の子供二人は既に独立し扶養費用なし ●退職直前の年収は 1 千万円以上。 ●夫(一郎)は昭和 18 年 4 月 1 日生まれ 60 歳に到達する平成 15 年 4 月 1 日にB 社を退職 ●再就職せず年金生活に入り 平均寿命を全とうして 81 歳で死亡。 ●妻(和子)は専業主婦(収入ゼロ) 夫より 5 歳年下で 平均寿命を全とうして 85 歳で死亡 ●寡婦期間中の生活費は夫婦二人の時の 70% 。 ●戸建て住宅を富山市に保有し住宅ローンの残額なし。 (注: 「老後」 の意味は 以下 R夫妻が年金生活に入る平成 15 年 4 月から死亡 する迄の期間です)
R夫妻が平均寿命を全うしそれぞれ81歳と85歳で大往生(?)したとすると老後に掛る日常生活費は最低でも9300万円ゆとりある日常生活をするには1億5千万円ほど掛ることになります。 この数字でビックリするのは早すぎます。日常生活費 には日常生活費以外の支出(その他の支出)である住宅の修理・改築費・子供の結婚援助費用・海外旅行などの大型レジャー車の買い換え・平均寿命より長生きした場合のアロー ワンス・夫妻の葬式代などは入ってなくこれらの支出としてR夫妻は 3000 万円 必要と想定し老後生活費総額としてその分上乗せします。従いR夫妻がゆとりある老後を過ごすのに 約1億8千万円 必要となります。 老後の生活費は住む場所によってかなり異なります。大都市近辺か田舎近辺 かどちらに住むかにより、生活費の差は大です。いずれにしても老後に必要な生活費を賄うのに自助努力だけでは無理であり年金にどれだけ依存できるかが鍵を握っています。自分が貰える年金額を知らずに老後の生活設計は出来ないということです。
R夫妻のシュミレーションで実証しましたが、1億円と知ってショックと絶望の余り寝込む方がでないか心配です。1億円なくても絶望しないでください。毎月ゆと りある日常生活費として45万円使えなくても、工夫次第でゆとりある生活は充分できます。幸せな老後は3K全てを満たせるかどうかです。 とはいうものの、ゆとりある暮らしをしたいというのが人間の本音だと思います。年金に関しても繰り上げてもらうと減額されたままでずっと進むので、できれば触らずにそっとしておいて、時期が来たら頂くものはキッチリ頂くほうが、いいですよね。 GGLでは以下の方法により皆様に安心した老後を送っていただくための方法をお教えしております。